ShopifyにPayPayを導入するには?導入方法や手数料について解説

ShopifyにPayPayを導入するには、PayPayに対応している決済代行サービスが必要になります。

PayPayはスマホ決済のなかで最も利用の多いサービスです。登録ユーザーは5,500万人を超えており、導入しておけばカゴ落ちの防止やクレジットカードを使わない顧客の獲得を狙えます。

決済手段を多く用意しておけば、顧客の選択肢が増え、購入体験の向上にもつながります。ECサイトの売上をアップさせるためにも非常に重要です。

今回はShopifyにPayPayを導入する方法や手数料について開設します。

ShopifyストアにPayPay導入を考えている方は、ぜひ最後まで読んでください。

この記事でわかること

ShopifyにPayPayを導入するには

ShopifyにPayPayを導入するには、PayPayに対応している決済代行サービスが必要です。

PayPayはスマホ決済の中では最も利用が多く、利用者は5,500万人にのぼります。ストア離脱の大きな原因のひとつが「希望の決済に対応していない」という理由です。多くの方が利用しているPayPayを導入すれば、顧客の離脱防止や購入体験の向上に繋がります。

それでは、PayPayに対応している決済代行サービスを3つ紹介します。

PayPayに対応している決済代行サービス
  • KOMOJU
  • SBペイメントサービス
  • GMOイプシロン

KOMOJU

「KOMOJU」は株式会社DEGICAが提供するPayPayに対応した決済代行サービスです。導入すれば、PayPay含むスマホ決済やクレジットカード決済、キャリア決済、Pay-easyなど数多くの決済サービスにまとめて対応ができます。

また、韓国や中国、ヨーロッパ、アジア太平洋地域で利用されている決済も選択でき、プリペイド電子決済にも対応している特徴があります。

SBペイメントサービス

「SBペイメントサービス」は国内最大級の決済代行サービスで、PayPayを含む幅広い決済方法をカバー可能です。クレジットカード決済やスマホ決済、コンビニ決済、キャリア決済、Pay-easyに対応しています。

3Dセキュアや不正検知などのオプションが無料で利用できるのもメリットです。

GMOイプシロン

「GMOイプシロン」はインターネット関連のサービスを多岐に渡り展開するGMOグループの会社である「GMOイプシロン株式会社が運営する決済代行サービスです。

PayPay含むスマホ決済やクレジットカード決済、コンビニ決済、代引き、後払い決済(GMO後払い)、キャリア決済などさまざまな決済方法に対応しています。

ShopifyでPayPay利用時にかかる各社の手数料

ShopifyにPayPayを導入する際にかかる初期費用や月額費用、利用時の決済手数料を下記表にまとめました。決済サービス代行会社を選ぶ際の参考にしてください。

決済サービス初期費用月額費用決済手数料
KOMOJU無料無料物販:3.5%
デジタルコンテンツ:9%
SBペイメントサービス1,000円1,000円3.45%
GMOイプシロン無料2,000円物販/サービス:3.45%
デジタルコンテンツ:9%

また、この金額とは別にかかるのが取引手数料です。取引手数料はShopifyの契約プランが上位になるほど安くなります。

Shopifyプラン別の取引手数料
  • ベーシック:2%
  • スタンダード:1%
  • プレミアム:0.5%

ShopifyにPayPayを導入する方法

ShopifyにPayPayを導入する方法を解説します。手順は下記になります。

PayPay導入手順
  • 決済サービス事業者サイトで新規登録を行う
  • 管理画面で決済方法の追加を行う

1. 決済サービス事業者サイトで新規登録を行う

まず紹介した「KOMOJU」「SBペイメントサービス」「GMOイプシロン」の3つの中からいずれかを選び、各サービスWebサイトで新規登録を行います。

KOMOJUは最短で申し込み日の翌日に実装可能です。SBペイメントの場合は申し込みから約3週間後の実装になります。GMOイプシロンは決済サービスによって実装までの期間が異なり、PayPayの実装は約3週間から1ヶ月ほどかかる場合があります。あらかじめ余裕を持って申し込みを行いましょう。

2. 管理画面で決済方法の追加を行う

決済サービスのアカウントが取得できたら、管理画面で決済方法の追加を行います。

管理画面を開き、設定>決済の順に進みます。決済ページが表示されたら、「サポートされている決済方法」セクションにある「決済方法を追加」をクリックしてください。

「決済方法を追加する」の画面には、決済方法の検索欄があります。決済方法かプロバイダーのいずれかで決済サービスを検索可能です。今回は決済方法で進めます。入力欄に「PayPay」を入力すると、下に決済方法が表示されるので選択しましょう。

すると、各決済代行サービスが表示されます。該当のサービスの右にある「有効にする」をクリックして進めましょう。

この先はそれぞれ選択したサービスの画面に合わせて進めれば完了です。詳細な手順は各社のマニュアルを確認して行なってください。

ShopifyにPayPayを導入するメリット

出典元:SBペイメントサービス

Shopifyを導入する最大のメリットはカゴ落ちの防止です。顧客がカートに商品を入れても購入に至らない原因に、決済方法の不足があります。

SBペイメントが公開した「ECサイトにおける決済手段の利用実態調査結果」によると、ECサイトで利用される決済手段でPayPayはクレジットカードに次ぐ第2位になっているとのことです。利用率は全体の約24%となっており、約4人に1人が利用してる計算になります。

希望する決済がなければ、顧客の離脱につながりがちです。もし、PayPayに対応していない場合、利用率をそのまま参考にすると、購入しようとカートに商品を入れた顧客のうち、4人に1人の確率でカゴ落ちが発生することになります。

利用率の高いPayPayを導入することで、購入機会の損失を防ぐことにつながります。クレジットカードを持たない顧客の取り込みを狙うことも可能です。特に若年層はクレジットカードを持っていないことが多く、PayPayの利用率も高いため効果的といえるでしょう。

PayPayを利用するとポイントがつくため、PayPayポイントを集めている顧客層も取り込めます。

Shopifyストアの売上を最大化させるコツ

ここまでShopifyストアにPayPayを導入する方法について解説してきました。

ShopifyにPayPayを導入すれば、カゴ落ち防止やクレジットカードを使わない顧客を取り込むことができます。また、決済手段が増えると、顧客満足度の向上にもつながります。

PayPayを導入して購入機会を取りこぼさないように努めましょう。

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ShopifyへのPayPay導入まとめ

この記事では、ShopifyへのPayPay導入について解説してきました。

ShopifyにPayPayを導入するには、PayPayに対応している決済代行サービスが必要です。

PayPayはスマホ決済の中では最も利用が多く、利用者は5,500万人にのぼります。ストア離脱の大きな原因のひとつが「希望の決済に対応していない」という理由です。多くの方が利用しているPayPayを導入すれば、顧客の離脱や購入体験の向上に繋がります。

ECサイトの決済方法として、クレジットカードに次ぐ2番目に多い決済方法がPayPayという調査結果もあります。顧客体験向上のためにも導入を検討してみましょう。

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