Shopify上で行う配送業務は4つあります。
- 配送料の設定
- 配送日時の指定
- 送り状の作成・出荷指示
- 海外発送に関する設定
Shopifyではアプリケーションを導入することで「一定額以上の購入で送料無料」というような、細かい配送料の設定や配送業務のさまざまな工程を効率化できます。
この記事ではShopify上で行う配送業務について、5つのおすすめアプリ紹介を盛り込み解説します。
Shopifyの配送業務について、詳しく知りたい方はぜひ最後まで読んでくださいね。
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Shopifyの配送業務に関わる設定方法
Shopifyの配送業務に関わる設定方法を解説します。
- 配送料の設定方法
- 配送日時の指定方法
- 送り状の作成・出荷指示の方法
- 海外発送に関する設定
1. 配送料の設定方法
Shopifyのデフォルトの配送料は、日本国内一律1,000円で設定されています。
配送料の変更は、Shopifyの管理画面「設定」項目の中の「配送と配達」を選択し、「基本の配達料」の横にある「管理」から行います。
下記4つの送料の設定が可能です。
- エリアごとの配送料の設定
- 重量ごとの配送料の設定
- 注文額ごとの配送料の設定
- 送料無料の設定
エリアごとの配送料の設定
まず最初に、配送のエリアごとに送料の設定を行います。都道府県や地域別、北海道、沖縄、離島あての送料を必要に応じて設定しましょう。
「管理」をクリックし、「発送先」の項目にある「・・・」を選択すると「ゾーンを編集する」という項目が出てきます。
「ゾーンを編集する」の画面内にある検索バーに「日本」と入力し、検索すれば都道府県の選択ができるようになります。送料を設定したい都道府県にチェックを入れ完了を押します。
すると、元の「発送先」の項目にある、通常配送の横に「・・・」の表示が現れます。この「・・・」をクリックし「送料を編集する」を選択、出てきた画面の「価格」欄に送料を入力、完了を押せば、選んだ都道府県の送料を設定できます。
重量ごとの配送料の設定
重量ごとに配送料の設定を行えます。「送料を編集する」の画面で「アイテムの重量に基づく」の項目をクリックすると、最小重量と最大重量の入力欄が出てきます。
入力した最小重量から最大重量までの送料の設定ができます。
例として、最小重量を0kg、最大重量に10kg、価格に1,000円と入力すれば、「商品重量10kgまでは送料1,000円」のような設定が可能です。
注文額ごとの配送料の設定
注文額ごとの配送料の設定も可能です。重量ごとの送料設定と同じように「送料を編集する」の画面で「注文額に基づく」を選びます。すると、最低価格と最高価格の入力欄が出てきます。
入力した最低価格から最高価格までの送料の設定ができます。
最低価格1,000円、最高価格5,000円、価格を1,000円と入力すると、「1,000円から5,000円までの購入時の送料は1,000円」のような設定が可能です。
送料無料の設定
送料無料の設定も行えます。
「発送先」画面の「送料を追加する」をクリックし、「独自料金を設定する」を選択、「価格」欄を0円に設定することで送料無料に設定できます。
これに注文額ごとの配送料の設定の方法を合わせると、一定金額以上の購入で送料無料の設定が実現します。
例として、「3,000円以上の購入で送料無料」にしたい場合、「注文額に基づく」を選び、最低価格に「3,000円」と入力、最高価格は「制限なし」で完了すれば設定できます。
2. 配送日時の指定方法
配送日時の指定については、Shopifyのデフォルト機能には備わっていません。
配送日時の指定を設置したい場合はアプリを用いるか、コード編集を行っての自社開発を行うことになります。ただ、コード編集についてはShopifyのテンプレート言語である「Liquid」の理解や専門知識を要するため、難易度が高いです。
そのため、アプリを用いての導入をおすすめします。詳しくはこちらの記事をご参照ください!
3. 送り状の作成・出荷指示の方法
送り状の作成や出荷指示については、もちろん自社で事務作業を行うことも可能ですが、その分のリソースが必要になります。
このような手間のかかる事務作業はアプリを使用して効率化することが可能です。
4. 海外発送に関する設定
海外に向けて商品を発送する場合、「設定」の「配送と配達」から「新しい配送エリアを作成する」を選び、国を選択すれば海外配送の設定が可能です。
検索ボックスに設定したい配送先の国名を入力すれば、「日本」を入力した時のように、検索結果にその国のエリアが出てきます。
Shopifyの配送業務の効率化が図れるアプリ5選
Shopifyはアプリを導入することで、配送日時指定や、送り状、出荷ラベル、請求書の発行など便利な機能を実装することができます。ここからは、配送業務の効率化が図れるアプリを5つ紹介します。
- easyRates:日本郵便
- Ship&Co
- 配送&注文サポーター
- Order Printer
- Parcelify:Shipping Rates
easyRates:日本郵便
「easyRates:日本郵便」は、日本郵便の国際配送サービスを使って、商品を海外に発送するときにかかる配送料を自動計算してくれるアプリです。
日本郵便のサーバーと常に同期しており、料金体系の改定があった場合も常に最新の配送料が反映されます。主な配送手段に日本郵便を選んでいる企業には、非常に便利なアプリです。
プランは月額9.90ドルとなっており、7日間の無料体験期間があります。
Ship&Co
「Ship&Co」は複数のストアを一元で管理できたり、送り状やインボイス、出荷ラベルや請求書をワンクリックで発行ができたりと、さまざまな面で配送業務の効率化をかなえてくれるアプリです。
国内・海外発送の両方に対応しており、受注情報もリアルタイムで同期されます。商品の重量やサイズを入力すれば、運送会社ごとの配送料の比較が表示される機能や、出荷完了メールの自動送信機能もあります。
主な料金プランは2種類あり、14日間の無料体験期間が設けられています。
配送&注文サポーター
「配送&注文サポーター」は、配送希望日時指定の設定や注文情報のCSVエクスポート、追跡番号の反映などの機能を搭載したアプリです。
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の大手3社を含む8社のCSVファイルのダウンロードが可能で、配送業務の休業日や特定商品の配送日時指定不可設定といった機能も持ち合わせています。
プランは無料・有料合わせて4プランあります。
Order Printer
「Order Printer」は請求書や領収書、ラベル、パッキングリストなど、配送に必要な書類をまとめて印刷できるアプリです。HTMLやLiquidを編集すれば、書類のテンプレートをカスタマイズできます。
書類作成の効率化が図れ、料金も無料のため気軽に利用可能です。ただ設定については英語で行う必要があります。
Parcelify:Shipping Rates
「Parcelify:Shipping Rates」は郵便番号をベースに配送料の設定を行えるため、離島などのエリアにも配送料の設定が可能です。
他にも、店舗受け取りを設定できたり、商品名や商品タグのような商品情報に基づいた、より細かい配送料の設定ができます。
プランは月額19.99ドルで、14日間の無料体験期間が用意されています。
配送や運営面で失敗しないために!ShopifyでのECサイト制作のコツ
ここまで配送業務に焦点を当て、配送料の設定や配送業務効率化のためのアプリについて解説してきましたが、売れるECサイトを制作するにはそれ以外の業務についても考慮する必要があります。具体的には以下のような業務を行うための機能実装が必要です。
- 商品の仕入れや在庫管理
- 顧客情報の管理
- 売上管理、集客・販促施策の実行
したがって本来なら、ECサイトを制作する前の段階でサイトデザインや必要な機能の要件定義を行う必要があります。世界中のベンダーが制作した7,000個を超えるアプリの中から、自社ECサイトの要件にあったものを選定し・使いこなさなければなりません。
そういった準備を怠ったまま短絡的にECサイトを内製しようとすると、たいていの場合は運用に失敗します。御社のプロジェクトを成功に導くためにも、Shopifyを利用したECサイト制作のプロフェッショナルに業務を委託することもぜひご検討ください。
さまざまなノウハウを詰め込んだ、TUNAのECサイトスタートアップパッケージ「THE EC缶」を提供する弊社、株式会社リゾートはShopify Plus認定パートナーです。さまざまな「OPTION缶」の用意もあり、ECサイト制作から運営までワンストップでのサポートが可能です。
もし、興味を持っていただけましたらぜひ、営業担当までお問い合わせください!
Shopifyの配送業務まとめ
Shopify上で行う配送業務は下記の4つです。
アプリを使用することで、さらに幅広い配送料の設定や配送日時指定を設置できたり、送り状作成や出荷指示の手間を省けたり、海外発送に長けたアプリもあります。
自社の目的にあった配送アプリを選定し、業務の効率化を図りましょう。
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