ShopifyにAmazon Payを導入する方法は?手順や注意点を解説

ShopifyにAmazon Pay導入する場合、まずはAmazon Payのアカウントを取得する必要があります。アカウントの審査が通ったら、管理画面からAmazon Payを設定すれば導入完了です。

もっとも利用者の多いECモールのひとつである、Amazonが提供する電子決済がAmazon Payです。決済時には、Amazonアカウントに登録されているお届け先や支払い情報を利用できます。

Amazonユーザーにとっては非常に利便性が高く、導入すればカゴ落ち防止などに役立つ決済方法です。

この記事では、そんなAmazon Payの導入方法や注意点について解説します。

Amazon Payの導入を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

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この記事でわかること

ShopifyにAmazon Payを導入する方法

それでは早速Amazon Payを導入する方法を解説します。手順は下記の2つです。

  • Amazon Payアカウントの取得
  • 管理画面でAmazon Payを設定

Amazonで普段ネットショッピングを行なっているユーザーにとっては、お届け先や支払い情報の入力を省略できる利便性の高い電子決済です。導入すれば、CVRの向上を狙えます。

1. Amazon Payアカウントの取得

まずは、Amazon Payアカウントの申請を行いましょう。

Amazon Payアカウントの取得には、審査が入ります。ある程度時間がかかるので、早めの申し込みをおすすめします。

まずは「Amazon Pay お申し込みフォーム」にアクセスしてください。用意された質問に答えて画面を進み、法人情報や口座情報など詳細情報を入力して申請します。

審査には1週間程度の時間を要します。結果はメールアドレスに届くので、見落とさないよう注意しましょう。

2. 管理画面でAmazon Payを設定

Amazon Payアカウントの取得が完了したら、管理画面でAmazon Payの設定を行います。手順は以下の3ステップです。

Amazon Payの設定手順
  • Shopify管理画面で「Amazon Payを有効にする」をクリック
  • 「Amazon Seller Central」ページにアクセスし詳細を入力
  • クライアントシークレット及びシークレットアクセスキーの取得

Shopify管理画面で「Amazon Payを有効にする」をクリック

まずは管理画面にアクセスし、設定>決済の順に進みます。画面右側に表示される「サポートされている決済方法」にある「Amazon Payを有効にする」のボタンをクリックしましょう。

「Amazon Seller Central」ページにアクセスし詳細を入力

「Amazon Pay」の画面が表示されると、必要な設定の手順が表示されます。手順説明の文章内にある「Amazon Seller Central」をクリックしましょう。

Amazon Seller Centralのページが表示されたら、ログインしてください。ログイン後は左上のドロップダウンメニューから「Amazon Pay(本番環境)」を選択します。

次に、フッターにあるメニュー内の「インテグレーションセントラル」を選び、画面が切り替わったら、下部にある「アプリケーションを確認する」を選択し、「編集する」をクリックしましょう。

表示されるページでストアに関する下記の項目を入力してください。

  • ストア名
  • ストア説明
  • ロゴ(任意)
  • プライバシーボリシーURL
  • 許可されたJavaScriptオリジン
  • 許可されたリターンURL

「許可されたJavaScriptオリジン」と「許可されたリターンURL」は「Amazon Seller Central」のリンクが載っていたShopify管理画面の「Amazon Pay」の画面に記載されています。

クライアントシークレット及びシークレットアクセスキーの取得

続いては、クライアントシークレット及びシークレットアクセスキーの取得です。

Amazon Payの管理画面TOP上部にあるメニューバーから、インテグレーション>インテグレーションセントラルを選択します。

「インテグレーションの概要」セクションの下部にある「クライアントシークレット及びシークレットアクセスキーの取得」をクリックしましょう。

ページが切り替わったら以下の項目をコピーして、管理画面の「Amazon Pay」ページ下部にある入力欄に貼り付けてください。

  • クライアントID→①Amazon Client ID欄に貼り付け
  • 出品者ID→②Amazon Seller ID欄に貼り付け
  • アクセスキーID→③MWS Auth Token欄に貼り付け
  • シークレットアクセスキー→④MWS Secret Access Key欄に貼り付け

貼り付けが終わったら、「Amazon Pay」ページ最下部にある「Amazon Payを有効化する」をクリックして設定完了です。

ShopifyでAmazon Payを導入した場合の手数料や入金サイクル

ShopifyでAmazon Payを利用する場合の手数料は下記の通りです。Shopifyペイメントと比べると割高です。

手数料の種類手数料
決済手数料デジタルコンテンツ以外:3.9%
デジタルコンテンツ:4.5%
取引手数料0.5%〜2%

入金サイクルは初期状態では14日に設定されています。そのため、ストアで商品購入があると自動的に2週間後に口座に着金します。

最初の2週間が過ぎれば、入金サイクルの変更が可能です。最短1日で設定できるので、売上を翌日に受け取れます。

ShopifyでAmazon Payを導入する場合の注意点

ShopifyストアにAmazon Payを挿入する場合、下記2つの注意点があります。

Amazon Pay導入時の3つの注意点
  • Amazon Payアカウントは法人登記がないと取得不可
  • 海外展開がメインのストアには不向き

Amazon Payアカウントは法人登記がないと取得不可

Amazon Payは、日本に拠点をかまえ、法人登記を行った法人のみが利用可能です。

法人登記を行っていない個人事業主などの場合は、Amazon Payアカウント自体取得ができません。日本に拠点がある法人が条件となっているので、海外に拠点を構えている場合も使用不可です。

また、Amazonには禁止ビジネスカテゴリーや禁止商品もあり、これらが含まれる場合も導入不可になります。

海外展開がメインのストアには不向き

Amazon Payは越境ECへの対応ができません。

Amazon.co.jpの購入者アカウントでしか利用できない仕様となっており、日本以外のAmazonアカウントで決済を行うとエラーが発生します。

海外展開をメインで考えているのであれば、Amazon Payとは別の決済方法を用意しましょう。

Shopifyストアの売上を最大化させるには

ここまで、ShopifyにAmazon Payを導入する方法について解説してきました。

Amazon PayはAmazonユーザーにとっては、お届け先などの情報入力が省略できる、ユーザビリティの高い決済方法です。

導入しておけば、顧客離脱の防止効果の期待が持てます。越境ECに不向きな面はありますが、日本でのストア展開に重きを置く場合は導入を検討すべき決済方法のひとつと言えるでしょう。

Shopifyストア運営で決済方法を多く用意することは非常に重要です。それと同時に、ストアの売上最大化を目指して集客や配送業務などさまざまなタスクについても考える必要があります。

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ShopifyにAmazon Payを導入する方法まとめ

この記事では、ShopifyにAmazon Payを導入する方法を解説しました。

Amazon Payの導入方法としては下記の通りです。

  • Amazon Payアカウントの取得
  • 管理画面でAmazon Payを設定

Amazon Payアカウントは取得時に審査が入るため、早めに申請をおこないましょう。

Amazon Payを導入すれば、Amazonユーザーがチェックアウト時に行うお届け情報入力の手間を軽減できます。期待できるのは、カゴ落ちの防止や顧客体験の向上です。特に国内メインでストア展開を行う場合は、検討する価値のある決済手段のひとつです。

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